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2007年6月 3日 (日)

読書感 オヤジとおふくろ 文藝春秋編

070602  100名の有名人ががそれぞれの「オヤジ」「おふくろ」を語っています。一篇がほぼ見開きで完結していて、通勤電車の中で読むのに長さ的には非常に好都合な本でした。しかしあくまでも、好都合なのは「長さ的に」だけの話しで、内容はそれぞれがずっしりと重みがあり、続けて五篇も読むと、やたらと疲れます。そりゃそうですよね。小説家などが自分の親を語るわけですから、短い文章ながら、十分練り上げて、推敲を重ねて、書いていますので、それぞれがパワーいっぱいなのです。一人の人生を達筆家が1,500字程度に凝縮するわけですので、読みとばせるわけがありません。

 同じような企画で「酒との出逢い」とのタイトルの本もありました。こちらはテーマがテーマなので内容も重くはなく、ズンズン読めました。「私の流儀としてこのような話は書きません」と述べていた御仁もいたように記憶していますが、それも一見識か、と妙に納得したりしました。しかし、短文で次々文章が並んでいると、それぞれ個々人の特徴がよくでているのがわかり、興味深いです。

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