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2007年8月 9日 (木)

読書感 ざぶん 嵐山光三郎

070807_2  本書は明治から大正にかけての文豪たちの交遊録であります。副題が「文士温泉放蕩録」。有名な作家たちが数十人、温泉を絡めながら描かれていて、多分ほとんどが史実、で筆者の想像が史実と史実の間を埋めています。どこまでが想像かは、私も良くわかりません。「あっ、この事柄はどっかで読んだな」といった事が数多く出てきまして,楽しい一冊でした。

 嵐山光三郎には「文人悪食」「追悼の達人」など、文豪たちについての作品を数多く書いていますが、よほど作家たちが好きなんでしょうね。合わせて明治・大正の時代も愛しているのでしょう。温泉もこの時代のように滞在費が東京の下宿よりも安い(川端康成が長期滞在した天城湯ヶ島湯本館での記述)のであれば、私でもあこがれてしまいます。そんなところにゆっくり長逗留したいものです。

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