« 秋冬番茶製造 | トップページ | 収穫の秋 »

2010年10月 6日 (水)

1998年1月 科学技術の院歩

 十数年前の冬、南房総を旅した時の話しです。とある田舎で、ハウスで仕事をしているオバァさんと話しをしました。オバァさんは話しの中で、 「橋ができればここもにぎやかになるのに」 「橋が完成すれば人が多くなる」と何回も言うのです。 私はてっきり、鴨川かどこかの橋のことを言っていると思っていたのですが、どうも違うらしい。それとなく聞いてみると、「東京湾横断橋」のことを言っているのです。「そんな夢の様なことを・・・」とは言いませんでしたが、心では思いながらオートバイに乗りました・・・。 正月に友人宅のテレビで「海ホタル」からの中継を見ていて、この昔のことを思い出しました。オバァさんは完成を見たのかなァ。 本当に、科学技術の進歩はすごいですね。 ところで、耳の聞こえない人たちは聞こえないが故に社会生活上困ることが多くあります。例えば「地震の警戒警報」。静岡県では、東海地震が予想されるだけに、特に大きな問題です。 耳の聞こえる健聴者は、行政の広報放送でどこにいても聞こえるのですぐ次の行動に移れますが、聞こえない人はどうしても情報が遅れがちです。今まで解決方法として、「ファックスで警戒警報の発令を知らせる」、「街頭に電光掲示板を設置する」等と考えられていたのですが、ファックスは家に不在では意味がないし、電光掲示板も町のどこにいても見えるようにするのはほとんど不可能で、以前ならここで思考停止状態になっていました。 ところが、ポケベル・携帯電話などの普及で、今まで全く考えられない方法で一挙に解決できる見通しとなってきたのです。これらのツールを持っていればどこでもいつでも、情報を受けることができるのです。数年前までは、方法としては考えられても、「夢みたい」と一笑ものだったのに・・・。 そういえば先日、盲導犬を連れた視覚障害者と話しをしていたら、最近では人工衛生等を使った盲人用のナビゲーションシステムの研究が始まっているとか・・・。 科学技術の進歩には多くの新しい可能性がたくさんあります。しかし、技術には色々な顔がありますので、その使われ方次第ではとても怖いこともあります。技術の「使われ方」は常に注意をして見ていることが大切、と感じます。

|

« 秋冬番茶製造 | トップページ | 収穫の秋 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100011/53217577

この記事へのトラックバック一覧です: 1998年1月 科学技術の院歩:

« 秋冬番茶製造 | トップページ | 収穫の秋 »