« お茶の実 | トップページ | 茅ヶ崎北陵高校 »

2010年11月15日 (月)

1999年7月 携帯電話を持って

 電話は何をしていても最優先の対応を迫るからキライだ、あんなものを持ってどこにいても捕まってしまうのはイヤだ。とか、何とかかんとか言っていましたが、耳の聞こえない仲間たちに「便利だよ~是非持ちなされ」と何回も勧められ「そうだね~」と買いました。
 買ってみると仲間たちからメールがどっと入り大驚き。彼らには今までパーソナルな通信方法って考えられなかったし、なかったんだよなぁ。それが今ではどこにいても連絡できるのですからこれは大変便利なツールです。ただ、メールのやりとりは携帯電話の会社が違えば通じません。「健聴者はNTTドコモからJフォンにかけても話ができるのに僕らは使えないのは不公平だ」という彼らの主張はもっともです。ですから必要に応じて違う会社のものを二台持っていたりします。β方式とVHSで以前あったような不毛な戦いが品をかえて続いているのですね。
 そういえば先日、電動車椅子の彼から暑中見舞いが届きました。彼は右手の指先と首が少し自分の意志で動かせるだけです。他は衣類の着脱からトイレまで生活上全ての場面で介助が必要です。今まで自分で手紙を書くなんて夢のまた夢でした。会いに行きますと、彼のパソコンは画面をマウスポインター(矢印「←」)がゆっくり移動していて、自分の選びたいところに来れば頭でスイッチを押す方法で操作していました。ただし、「サァ押そう!」と思って身構えていると頭が勝手に動くこともあり、違うところを押してしまってまたやり直したり・・・・とエラク時間がかかるのですが、夢中になって作文をしていました。さらに体が動かなければ息を吹きかけるのをスイッチにしたり、画面を注視することで合図にしたり、といろいろな工夫がなされているようです。
 これらこそ「ハイテク技術の正しい使われ方」ですね。

|

« お茶の実 | トップページ | 茅ヶ崎北陵高校 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100011/53217331

この記事へのトラックバック一覧です: 1999年7月 携帯電話を持って:

« お茶の実 | トップページ | 茅ヶ崎北陵高校 »