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2010年11月 9日 (火)

1999年3月 CMへの手話指導

 コマーシャルの中で彼女はきれいな手話をしていました。
 ある会社から「CMに手話を入れたいので、タレントに手話指導をお願いしたい」、と広告代理店から県の聴覚障害者協会を通じて話しがあったのはずいぶん前のことでした。聴覚障害者の彼と共に東京銀座のコマーシャルスタジオでそのタレントに会いました。彼女はバラエティー番組やドラマなどで人気があるそうです(我が家はテレビがないので見たことがない)。少しきれいな女子大生といった感じの女性でしたがカンのよさには驚きました。
 「何年か前に一度手話講習会をうけたことがあります」とは言っていましたが、そんなの何もやっていないのと同じです。「覚えられるのかなぁ・・・」・・・こちらの不安は杞憂でした。2時間ほどの指導でほぼ完全に覚えて、表情も豊かに声のメッセージと共に手話を現します。
 「ロケ地で見たいので」とのことで私の「お手本」をビデオに収めて手話指導はオシマイ。その後は衣装合わせ打ち合わせ、などなど。色々と話を聞いたらロケ地はハワイ。一週間ほどのコマーシャルロケですが、監督以下20人近くのスタッフが行くらしくそれ以外に現地で臨時のスタッフを雇うそうです。野外での撮影なので雨が降ればその日は何もすることなし・・・とまあ何とも大がかりな感じがします。
 スポンサーの会社は日本の農業を代表する団体、最近は農業を守るよりマイカーローンなどの金融業に大きな力を入れていて・・・とと、これではわかってしまいますね。とにかく「そのような団体が何故ハワイの自然の中でコマーシャルを撮らなければならないの?静岡県内にもよい所がたくさんあるのに」と大きなクエスチョンを頭の上に揺らしながら新幹線で帰ってきました。
 そのコマーシャルが「なんとか大賞をとった」と製作した広告代理店から連絡が入り、「もうひとつ作りたい」とまた手話指導の依頼に、仲間が再び東京に行ってきました。帰ってから話を聞いて「?」が少しとけました。日本では屋外ロケは規制が多くてあちこちにたくさんの申請書を出さなければならず、ホイホイと簡単には実行できないとのこと。それにしてもそれにしても両河内の茶畑や竹林の中でも良い「絵」が撮れるのに。

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