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2010年11月18日 (木)

1999年9月 最近の両河内の様子

 今年は一番茶、二番茶共に収量が二割方少なく、市場での取引単価が下がらなかった割には収入が伸びなかったようです。
 我が両河内はお茶の産地ですが、昭和40年代の半ば頃から「葉っぱを売るだけではなくて、自分らで製品(荒茶)にして市場に出した方がよい」と部落単位で農家が集まって組合を作り共同製茶工場を建てて、生葉を集め荒茶にしていたのですが、農家の後継者不足などでほとんどの共同製茶工場が今年度の生葉の加工が終わった時点で閉鎖することとなりました。
 いろいろと話を聞いてみても、組合員は減少し約半数になってしまったり(自園製茶工場を作って脱会したり:発展的脱会?、規模縮小で脱会したり:消極的脱会?)、高齢化が進んでいたり(若い衆がサラリーマンになってトウチャン・カアチャン・ジーチャン・バーチャンしか百姓をやっていない)、それやこれやで自動車が行けないなどの条件の悪い畑は放置されて荒れまくっているし、生葉の収量も最盛期に比べればだいぶ落ちて、それに合わせて売上金も相応に落ちていたり、と閉鎖に至るまでにはたくさんの背景があったようです。今までの共同工場は「跡地利用を」などと、工場誘致や倉庫に、と動きがあったみたいですが、結局何の進展もなく、崩される運命のようです。
 来年からは、広域の地域内(小学校区程度)で一つの工場にして、そこに各農家から生葉を集めるようになるそうです。工場は会社組織になるようで、できあがった製品と農家との距離は確実に広がるでしょう。飲み屋で会ったトウサンの弁「生葉売りたァー、昔に戻ったみテーだなぁ」。

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