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2014年2月20日 (木)

竹林の現状

140219_2 NPO複合力で竹林の整備事業をしていますが、竹林の現状、と言いますと・・・。
 タケノコを掘る仕事はかなりの重労働です。従って高齢化の進んだ里山では、タケノコが掘られなくなった竹林が最近急増しています。
 竹林に手が入らなくなるとどうなるか。3年もすると写真の通り。密度は1平方メ
140219_3ートルあたり数本ぐらいの割合で竹が密集してしまいます。こうなると、空も見えず、日の光もさしません。竹林は暗く、地面は竹の葉で覆われ、他の植物はもう育たなくなります。そして、竹自身もあまりの密度にタケノコも出なくなります。こうなると、山は死んだも同然。だって、変化がゼロの状態になってしまうのですから。
 さらに竹140219_4は生き残る手だてとして、まわりの土地に浸食するようになります。まわりは、多くの場合植林ですが、この、杉や檜林に根を張りだし、そこで壮絶な戦いになります。
 杉や檜は柱などになる木ですので、伸びるのが比較的早いですが、それでも20mの高さまで成長するには、やはり30年近くかかります。ところが竹はその高さまで成長するのに、早ければ何と3ヶ月。とにかく、他の植物には絶対真似のできない、成長の早さが竹の特徴です。
 このような竹林ですので、放置してしまうと、もう大変。しかし、その放置竹林が各地で増えて中山間地の大きな問題になっているのです。

 NPO複合力で整備している今回の竹林は、この場所については場所の条件を考えて全伐し、広葉樹の林にして、山歩きできるような遊歩道を整備する予定です。
 ところが、言うは易く行うは難し、で全伐された竹は翌年、必死になって伸び出してきます(当然ですわな)。3年ぐらい、切り続けて何とか押さえられる感じです。加えて、
まわりに竹林が残っていれば、また浸食してきますので、それにも付き合うこととなります(これは未来永劫???)。
 また、竹を伐採し、チップにしますが、そのチップは薬草園の雑草押さえに撒いたり、鶏糞などと積んで堆肥にして、畑や田んぼに返す予定です。

 ちなみに、タケノコを掘る竹林は、理想的には6畳の広さに竹一本ぐらいの密度が良い、と経験的に言われています。
 私の家のまわりの山は、4割が植林、3割が竹、3割がその他(茶園や雑木林)ですので、竹林が如何に多いか・・・その多くが放置されています。NPO複合力で整備を始めたのは、全体から見れば針の先のような面積です。
 しかし、そこから何とか動き出したい、と目論んでいるのです。

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