« 狭いところがお好き | トップページ | 中国で流行り?? »

2016年12月 9日 (金)

戸田造船郷土資料博物館

161208  伊豆の戸田造船郷土資料博物館へ行きました。戸田と言えば「戸田号」。戸田号と言えばプチャーチン。プチャーチンと言えば川路聖謨(としあきら)。
 明治維新後、薩長が勝者なので江戸幕府には馬鹿ばかり、といったイメージが広まっていますが、どうして、どうして。幕臣にも超優れ者がいたのです。私が惹かれる第一は、
川路聖謨。以前、吉村昭の小説、「落日の宴」を読んでから川路への興味は高まっていました。その川路が取り組んだ一つの大問題が「日露和親条約」の締結。そこでの交渉相手がロシアのプチャーチン。
 そのプチャーチンはアメリカのペリーが来た直後に来日します。「黒船第二弾」ですから、有名さを比較するとペリーより劣っていますが、下田にやってきた直後に安政の地震による津波でロシア船、ディアナ号は大破、やがて沈没。日本に残されたロシア人を帰国させるために、日本初の洋式帆船「戸田号」を戸田の港で作ります。その辺りの経緯は様々な本に載っています。
 とにかく、戸田が日本の幕末維新にとって重要な場所として現れる瞬間。川路もそれに関わりながら幕末は驀進していきます。・・・と、書き出すと止まりませんが、そんな「戸田号」についての展示などがある場所が「
戸田造船郷土資料博物館」。しかし、訪れる人も少ないらしく、館の表示もはがれていて、何とも寂しい限り。入場は200円と安価です。戸田の自然を楽しみながら、幕末のエピソードを体感できますよ。是非、訪れて欲しい施設です。

|

« 狭いところがお好き | トップページ | 中国で流行り?? »

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/100011/64603541

この記事へのトラックバック一覧です: 戸田造船郷土資料博物館:

« 狭いところがお好き | トップページ | 中国で流行り?? »